2016年8月2日火曜日

賃貸管理とプロパティマネジメントの一番の違いは?


予実管理って何だ?


一般的な賃貸管理と賃貸経営管理(プロパティマネジメント)の一番の違いを端的にいうと『予実管理』をするか、しないかの一言に尽きます。
会社を経営する上では、当たり前のことで、どんな会社でも年度当初に『予算』を組みますよね。そして、その予算に対して『実績』がどうだったかを毎月、そして半期ごとに検証すると思います。



そうです。
『予算』と『実績』の頭文字二つをとってそれを管理するから『予実管理』です。(そんなの当たり前だよ...と思っているオーナーさん、すみません)

予実管理をするから、「今月は、予算を達成できた!」とか「今月は、予算をショートしたから来月は今月分もカバーしないと...」ってなりますよね?予算比・前年対比という比較もすると思います。


地図とコンパスをもって正しい目的地へ


『事業』を行うからには、この『予実管理』は絶対になくてはなりません。予実管理しないということは、船出する時に地図とコンパスを持たずに出発するようなものです。

地図(予算)を持っていなければ、そもそも目的地(利益)が分かりませんし、途中で軌道修正しようにも、コンパス(実績)がないので、正しい方向に向いたかどうかも分かりません。

賃貸マンション運営も立派な事業です。賃貸住宅という商品(サービス)を提供して、入居者というお客様から家賃という対価をいただく事業です。

「5棟10室」という言葉をご存知でしょうか?
すでに賃貸経営をされている方は、当然知っていると思いますが税務上でも、戸建てを5棟もしくはマンションなどを10室以上運営しているオーナーさんは、「事業的規模」として認められるのです。(事業的規模と認められると、青色申告をすることができ、色々と控除を受けることが可能になります。)

賃貸マンション運営という事業を行うのに、『予実管理』をしていますか?賃貸管理会社は『予実管理』をしてくれてますか?プロパティマネジメントは、予実管理が大前提です。

プロパティマネジメントの使命


なぜなら、プロパティマネジメントの使命は「物件の収益を最大化させること」だからです。当たり前ですが、収益(利益)を最大化させる為には、過去の売上がいくらだったか?経費がいくらだったか?そして、利益がいくら残ったか?計測して数値化されていなければ、最大化以前に改善もできません。

オーナー自身が、確定申告をして初めて「全然利益が残ってないじゃないか!」なんてことにならないように、地図とコンパス(『予実管理』)をもったプロパティマネジメント会社が、あなたの賃貸マンション事業の舵取りを担う。それこそが、一般的な賃貸管理とプロパティマネジメントの一番の違いです。

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